出不精三日坊主しなの婚活物語

彼氏いない歴=年齢、王子様を待って出遅れたアラサー会社員が結婚を目指してがんばる記録。



※登場人物は仮名、場所や話の内容などは特定されないようフェイクを入れています


からかわれるようになってから私は有馬くんを避けるようになった。


今までも私から近寄ることはなかったが、有馬くんが近くに来そうな感じがしたら離れるということを繰り返した。


そんな感じで卒業までまともに話すことはなかった。



問題は中学に上がってからも続いた。



小学校でも一緒だったはずなのに、中学校という場に変わるだけで一気に上下関係が露骨になる。


たかが1〜2歳、されど1〜2歳。


みんなが"先輩"という得体の知れないものにビクビクしていた。



スカートが短い訳でもなく、髪を染めているでもなく、至って目立つところのない地味な私。

そんな私が何故か目をつけられた。



理由はもちろん、有馬くん。



放課後、友人と廊下で談笑していたとき。


突然ギャルっぽい3人組の先輩がやって来た。

まさか自分に用があるなんて夢にも思わなかったが、先輩たちは迷うことなく私の前まで来てこう言った。



『有馬と付き合ってる相馬しなだよね?』



意味がわからなかった。

正直に付き合っていませんと伝えると、一緒にいた友人のスカートの裾をぐいっと引っ張り、



『あんたはちょっとスカート短い、下ろしな。』



そう言って去っていった。

何が起こったのか訳もわからず、しばらく友人たちと呆然としていたのを覚えている。



恐怖と嫌悪と、なんで私が?というよくわからないモヤモヤした感情でいっぱいになる。


益々彼とは関わりたくないと思ったのだった。


有馬くんが悪くないのはわかっていたが、それでも彼のせいでこんな思いをしなければならないことに、ぶつける場所のないイライラを感じていた。


それと同時に湧き上がる感情。





有馬くんなんて大嫌い。

↓クリックして頂けると励みになります!
ブログ村へ→

人気ブログランキングへ→


関連記事
2017.10.03 21:00 | 有馬くん | トラックバック(-) | コメント(0) |












管理者にだけ表示

| ホーム |